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8月11日
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8月25日
  8月28日
 2006年7月3日(月)
 7月ということで、ページを改めてみました。
 さて、7月1日(土)は、友達に会いに広島へ行きました。大学時代にアルバイトしていたお店でお食事です。去年の4月26日の広島での試写会の日の夕方、少しだけ寄って「ヒナゴン、よろしくお願いします!」とポスターを貼らせてもらいに行って以来です。この日はオーナーさん
(いえ、実際はママさんなんだけど誤解されかねないので敢えて・・)の誕生日だったので花を持って行きました。さすが誕生日だけあって店内はお客さんでいっぱいでした。
 そして翌日2日(日)は映画を1本観ようかなと思っていたのですが、開始まで時間があったので別の映画を観に行きました。なので結局2本。図らずも、「第3回日本映画を観る一人旅〜広島編〜」になってしまいました。
 1本目は「佐賀のがばいばあちゃん」(倉内均監督)です。島田洋七さんの同名大ベストセラーの映画化です。劇場にはおばあちゃんから孫までのご家族連れやご年配のご夫婦がとっても多かったのが印象的でした。泣いて笑って笑って泣いて、何だか観終わったあと、姿勢をシャンとして歩きたくなるようなそんな映画でした。そして、ロケーションをされた佐賀の皆さんのあたたかさもすごく伝わって来ました。
 そして、移動時間10分でシネツイン2へ。私が3番目に好きな俳優さんが主演ということでずっと観ようと計画していた「間宮兄弟」(森田芳光監督)です。私としてはこういった空気の映画って大好きなのでとても心地良い時間が過ごせました。
 両作品を観終わって、ちょっとだけバーゲンに参戦してから帰りのバスの中で考えた事。「あぁ私は娘を産んで良かったな」とか「妹がいて良かった」とか、家族、友達、近所の人々・・・とにかくいろんな人間関係に対して感謝したくなったし、「人っていいよね。人間っていいよね」ってつくづく思いました。
 こんな気持ちになるために私は時々映画を観に行きたくなるのかもしれません。
 2006年7月11日(火)
 久々に上映のお知らせが出来てほっとしています。
 昨年度末くらいから、お話しをいただいていたのですが、やっとこうやって発表できてとても嬉しく思います。
 地元上映は春先(いや、晩冬)、DVDは真冬の発売でしたが、
夏の西城で「ヒナゴン」を観る機会はこれが初めてです。それも比奈小学校のロケ地となった大屋小学校ですから気分はすっかり比奈町ですよ。ぜひぜひ遊びに来てくださいね。
 これからいろいろ詳細が決まって行くと思いますが、随時こちらで紹介させていただきますのでお楽しみに。
 2006年7月13日(木)
 大屋小学校での上映会まで残すところ1か月を切り、にわかに忙しくなってきました。私は溜まっている振替休暇(土日出勤の振り替え)を消化すべく、今日はお昼からお休みをいただいて、支所パソコンでこうしてヒナゴン業務にいそしんでおります(休暇をもらったのは、前述の「佐賀のがばいばあちゃん」を観に行きたい!という実母の代わりに娘を保育所に迎えに行かなければいけないという理由もあるのですが)
 子役の皆様方には、明日付けでお手紙を送らせていただきます。良きお返事を心よりお待ちしております。
 それと、春のつれづれの最後の方でご紹介しました「熊野の大トチ」ですが、庄原市ホームページに詳細が載ってますのでぜひご覧ください。というわけでしばらく大トチさんは養生されますが、きっとまた元気な姿を見せてくれるはずです。
 2006年7月18日(火)
 土曜日に娘と一緒にプールに行きました。私は泳ぐ、というより、娘を担いで歩く、って感じでしたが。でも1時間半、水夢を楽しみました。たまには来なければ・・・と思いつつも、ガラスに映る自分を見て、つくづく「やだな〜」と。これを晒すのが嫌だからプールから足が遠のくのです。10年前と体重は同じなのにどうしてこうなのかしら・・・。
 なんて私が珍しいことをしたせいか、翌日から大雨です。西城でも県民の森や道後山、熊野地域では通行止めになったりしています。大雪のように被害が出ないことを祈るばかりです。
 さて、申し遅れました。本日、このホームページ、何と10万カウントを突破しました・・!当初のペースを考えればまさに夢のような数字です。しかも今年に入ってからはあまり更新も出来ず、大変失礼をしておりました。にもかかわらず、訪れてくださった皆さん、そしてご自身のサイトでPRしてくださった皆さん、リンクしてくださった皆さん、本当にありがとうございました。
 自分でもいつまで続けられるか、続けてよいのかわかりませんが、できる限り頑張りたいと思います。引き続きよろしくお願いいたしますm(_ _)m
 2006年7月19日(水)
 今は嘘のように穏やかな空ですが、昨夜から今朝にかけては凄まじい雨でした。
 先に職場から呼び出された夫を送り出したものの、激しい雷と雨でなかなか眠れずにいました。やっとベッドに入ったかな、というところで(実際には30分経過)家の電話が鳴りました。ということでとっても早い出勤が決まりました
(携帯電話にはその20分前からの着信が・・・すみません)。娘もこのただならぬ雰囲気を察したのか、すでに起きていました。
 とにかく着替えてとにかく出発。ワイパー最速で夫の実家で娘を下ろして支所に向かいました。途中で見える西城川が「え???」と目を疑うほどの水位になっていました。
 土砂崩れや浸水など、さまざまな被害が報告されました。私たちは朝6時前には帰宅を許されましたが、昨日から引き続いて仕事をされている方がたくさんいます。今はさわやかとも思える曇り空ですが、まだまだ油断は禁物です。
 しかし、今年の梅雨、最後の最後で・・・降り過ぎです。
今は、眠いというよりコンタクトの限界が近いです・・・。
 2006年7月24日(月)
 先週、子役の皆さんに8月12日の上映のご案内を送りました。続々とよいお返事が届き、とってもうれしく思っています。
 ですが、夏休み中ですし、いろいろと予定が入っている人もいらっしゃり、「当日はごめんなさい」というメールも届きました。でも皆さんちゃんと近況をお知らせくださいましたよ。ということでここでご紹介しますね。
 まず、彩花のクラスメイト役・福山市の佐々木海志くん。その後もテレビや映画で役者として活躍中ですよ。写真は、出演された映画のパーティでの一コマ。何と再び嶋田久作さんと共演されたそうですよ。詳しくはお母様のブログ「アヴァンタイム日記」をご覧くださいね。
 そして、同じく彩花のクラスメイト役の和歌山県の植万由香さん。「小学六年生」の読者モデルとして活躍中ですが、なんと「第11回国民的美少女コンテスト」のプレオーディションを突破し、見事8月2日の本選への出場を果たされました。現在、マルチメディア賞を決めるネット投票も実施中(28日正午まで)なので、ぜひ皆さんも投票にご参加くださいね。
 万由香さんは、インタビューでコンテストへの応募のきっかけについて、「これまでエキストラ程度だったけど、映画に出たことがあり、撮影現場がとても楽しかったことと、そこで初めて見た女優さんが、とてもきれいだったので、わたしも女優になりたいと思いました」と語っていらっしゃいます。
 「ヒナゴン」から世界へ大きく羽ばたいてほしいものです。頑張れ!海志くん!頑張れ!万由香さん!
海志くんのお母様よりご提供いただきましたm(_ _)m
 2006年7月28日(金)
 一昨日、やっと「大屋小学校登校日」のチケットが完成しました。西城支所としあわせ館(私の職場^^)で取り扱っています。なお、当日も同じ料金なので、遠くの方は当日に会場でどうぞ。
 さて、昨日は去年に引き続いて「食中毒予防」のキャンペーンで町内巡りでした。すっかり真夏の空、気温も急上昇、キャンペーンのやりがいがありました。主に食品を取り扱っていらっしゃるお店を巡ったのですが、もちろん家庭での心がけも重要ですよ。
 途中、大戸の大兼池でしばし休憩。アジサイの紫色で気分がさわやかになりました。
 しかし、夏は苦手です・・。暑いのは全然平気なのですが、クーラーとあせもとじんましんに毎年悩まされます。今朝は脚全体がえらいことになり、夏休みをもらって病院に行ってきました。
 7月も終わりです。西城の空も山も「ヒナゴン」っぽくなってきましたよ。明日の夜は、商工会青年部の皆さんが「土曜夜市」を復活させます。プレ「どえりゃあ祭り」って感じでしょうかね?
 お近くの方、ぜひウイル西城駐車場へお集まりくださいね。浴衣大歓迎!
 2006年8月1日(火)
 昨夜はものすごい暑さで寝苦しかったです。年に何回か「クーラー買う?」と心が揺れるのですが、そうこうしているうちに夏が終わって・・というここ数年です。
 さて、今朝の中国新聞、ご覧になりましたか?地元・大屋地区の皆さん、すごく頑張っていらっしゃいます(記事はこちら)。私も記事を読んで俄然やる気が出てきましたよ。とはいえ、私の任務はシークレットなので、当日までのお楽しみ・・といきたいところですが、このホームページで数日前からちょっとずつ小出しにするかもしれませんよ^^。
 昨夜から今朝にかけて新たに3人の子役さんが「12日、行きます!」と連絡してくれました。本当にありがとうございます!
 2006年8月3日(木)
 「Theater」のページでお知らせしていますとおり、8月12日の「大屋小学校登校日」に渡邊孝好監督がご来場くださることになりました。監督にとって1年5か月振りの西城町です。
 イベント開催に際して、メッセージをいただけるようお手紙でお願いしていたのですが、
「このイベントを知ったら、何だかどうしようもなく西城に出かけたいと思いました」とメールをくださいました。
 皆さん、8月12日は大屋小学校に集まりましょう!そしていろんなお話を聞いちゃいましょう!
 もしかしたら、ビッグプレゼントを持って来場されるという予感も・・・詳細は近日中に!
2004年8月22日、商店街での撮影でのヒトコマ
 2006年8月7日(月)
 さすがの私もここ数日は汗をかくこともあります。ロケの日々を思い出すような空、太陽、そして熱気です。
 日曜日にも子役さんが「迷ったけど参加させてもらいます!」とよいお返事をくださいました。皆さんお忙しいところありがとうございます。残念ながら参加いただけない方も丁寧に近況をお知らせいただき、感謝しています。
 さて、「Theater」のページを更新しています。俳優さんたちからビデオメッセージが届きます。何がすごいって、渡邊監督が自ら撮影・編集されたんですよ!これってまさにお宝映像ですよね。内容は・・・もちろん私も知りません。当日までのお楽しみです。
 ぜひぜひ8月12日は大屋小学校でお宝を共有しましょう!お待ちしています。
 2006年8月8日(火)
 今日、「Mさんに速達です!」と郵便屋さん。「!!!!!」
 ついに監督からメッセージが届きましたよ。何とも嬉しいお届けものでした。
 そして、仕事を終えて・・・「今、見ました、ヒナゴン」ってな感じでしょうか・・。多くは申せませんが、そこには、イッちゃんが、信子が、西野君が、そして順平先生の姿が!皆さん、ぜひ大屋小学校においでくださいね。
 そして、今日は皆さんのご出演情報「夏編」をお届けします。
 伊原剛志さんは、テレビ朝日系ドラマ「黒い太陽」にご出演中です。若くしてトップに昇りつめたカリスマ経営者を演じられています。
 井川遥さんは、NHK朝の連続テレビ小説「純情きらり」にご主演中。そして「ジャンボ宝くじ」のCMでは元気いっぱい、「うるおい美率」のCMでは息を飲むほどの美肌!
(う・・うらやましい・・)この夏、いろんな遥さんに会えますね。
 上島竜兵さんは、8月10日(木)、RCCテレビ「TIMの神様の宿題」に出演されますよ。広島の皆さん、お見逃しなく!
 松岡俊介さんは、8月12日公開の黒木和雄監督「紙屋悦子の青春」に出演されています。広島でも10月にサロンシネマで上映されます。また、廣木隆一監督「やわらかい生活」にも出演されています。こちらもサロンシネマで9月に上映予定です。
 嶋田久作さんは、出演された堤幸彦監督「サイレン」のDVDが9月発売です。
 豊原功補さんは、9月9日公開の、永山耕三監督「バックダンサーズ!」に出演されています。
 田中要次さんは、現在公開中の石川北二監督「ラブ★コン」へ出演されています。また、伊原さん出演の「黒い太陽」にも出演中。
 そして、岩代太郎さんが、8月19日公開の水田信生監督「花田少年史〜幽霊と秘密のトンネル」の音楽を担当されています。この映画は広島県竹原市の忠海で撮影されたんですよ!
 というわけで、8月12日は、懐かしい顔に会いに来てくださいね。お待ちしています!
 2006年8月11日(金)
 今日は、夏休みをもらって、娘と一緒に朝イチでかかりつけの皮膚科へ。その後、しあわせ館の「そうめん流し」へ行って楽しみました(ついでに少しだけ仕事を片付けて・・・)。
 午後からは、観光協会で作業しつつ、地元・大屋の人と一緒に明日の準備をしました。いよいよって感じです。
 しかし・・・今日はものすごく暑いです。その上、私は自分の車の中に鍵(それもキーケースごと!)を入れたまま閉めるという失態を演じてしまい・・・約30分間ご心配をおかけしました。
 暑さのピークを過ぎた頃、作業終了で、こうして支所に寄ってパソコンの作業をしているわけです。「大屋小学校への道」をマップと写真でご紹介していますので、ぜひご覧くださいね。
 明日、ここで皆さんとお会いしましょう!
 2006年8月14日(月)
 12日(土)の「大屋小学校登校日」、そして、13日(日)の「ヒバゴン郷どえりゃあ祭」のことを書かなくてはいけないのですが、今日は今まで仕事してまして、今から嫁ぎ先の盆踊りがありますので、取りあえず、写真だけアップします。日記は改めて書き直しますし、当日のレポートは別コーナーでしっかりとやりますのでしばしお待ちを。
 お世話になった皆さん、来てくださった皆さん、声をかけてくださった皆さん、そして、これを読んでくださってる皆さんに「ありがとう!」のお盆でした。
って肝心のお墓参りがまだだったりする・・汗
 2006年8月18日(金)
 ここ数日、仕事をしていたり、買い物に行ったりすると、「こないだはお疲れさまでした。ありがとうございました」と声をかけてくださる人が1日3〜4人ペースで。皆さん、大屋地域の方々です。「こちらこそ、お世話になりました!お疲れさまでした!」と恐縮してしまいます。
 詳しくは改めて「Theater」と「Dear.SAIJO」の新コーナーとして記事をまとめる予定ですが、今日はひとまず12日の日記を書きます。

 8月12日(土)
 普段より1時間早く起きていざ、広島空港へ!こうして夫婦で空港に出かけるのはいつ以来?
(あ、アタシが帰りのチケットを忘れて、羽田で改めて買ったのを払い戻した時だわ・・・)で、9時半に空港着。15分遅れということでしばし待ちました。
 そして渡邊監督到着!お会いするのは昨年5月の広島での舞台挨拶以来久々なのですが、あまりそう感じなかったです。早速我が家の傷だらけの青い奴にご乗車いただきました。そして約2時間で庄原着。合併協議会と西野くんと片山市長の密談シーンを撮影した「かんぽの郷庄原」で昼食。休む間もなく大屋小学校へ直行しました。
 すでに大屋の皆さん、準備万端といった感じ。焼きそばの香り漂う中、実行委員長と監督のご対面!ほどなくすると子役の皆さんも続々駆けつけてくれて、監督との再会を楽しんでいらっしゃいました。
 そして午後2時、1回目の上映がスタート。その前に子役の皆さん11人による舞台挨拶の後、監督からご挨拶(内容は後日ご紹介します)をいただきました。そして、「今日、ここに来れなかった俳優たちからメッセージを預かっています」と、監督自ら撮影されたビデオメッセージが紹介されました。「西城町の皆さん、こんにちは!」と語りかけてくださる皆さんに感謝!感激!実行委員長も思わず感極まるほどでした。
 あまりの暑さに上映途中で飲み物を求める人多数
(監督もそして私も・・・)、でしたが、ロケ当時の状況を観客が同時に体験するという不思議な状態でした。1週間前に、家でDVDで観ていたのですが、こうして久々に大きなスクリーンで観るとまた改めて「いいなぁ〜」と思ったり、新しい発見があったり、いろんなことを感じました。気温も相まって、ウイルホールで観た時以上の不思議な感覚が感動を倍増させてくれたように感じました。
 次の上映までの時間は、地元バンド「AGC」による「すばらしい日々」の演奏がありました。皆さん、スイカをほおばりながらも思わず口ずさんだり、足でリズムを刻んだり・・・
(私もついついGuitar2のパートを指が再現してました)。子役の小澤くんとススムくんは飛び入りで演奏に参加していましたよ。
 太陽が沈むと、さっきまでの猛暑が嘘のように涼しい風が気持ちよく吹いてきます。これが「西城の夏」。ロケ当時、東京から来たスタッフの皆さんも「昼間は確かに同じ位暑いけど、これがあるから西城って気持ちいい」とおっしゃっていました。
 そして、2回目の上映がスタート。1回目よりは少なかったものの新しいメンバーも加わっての子役さんの舞台挨拶です。2回目とあって場慣れした感のある皆さん。さすが役者さんですね。その後、渡邊監督が1回目とはまた違った挨拶をしてくださいました。監督にとってもこの場所で「ヒナゴン」を観るという体験は不思議で貴重なものだったそうです。
 上映が終わるとすっかり夜。星空の下で皆さん、笑顔で帰って行かれました。その後、後片付けを終えた地元・大屋の皆さん、監督を囲んで地元の魚、山菜、そばを囲んで「お疲れさま!」
 明日の予定もあるので、宴たけなわのところ監督には退席いただいて、県民の森へとお送りしたのでした
(何だか今日はロケ地巡りみたいになってます)

 ロケ地巡り、といえば、広島県三原市からご来場くださったHN「おぢさん」さんがこの日の上映会&ロケ地巡りについてブログ「気ままにおでかけ記」に書いてくださってます。とっても詳しく、写真もたくさんで素晴らしいですよ。ぜひぜひご覧ください。
 2006年8月25日(金)
 気づかないうちにご無沙汰していました。仕事やらそれ以外のことやらで放課後は忙しく過ごしてました。というわけで、前回の続きを。

 8月13日(日)
 今日は、監督が廿日市へお盆をしに行かれるということで、朝早く庄原バスセンターまでお送りしました。備北交通の高速バスで広島へと旅立たれました。
 さーて帰った私たちは掃除洗濯にバタバタバタ・・・するとあっという間に夕方。監督より「予定どおりバスに乗車」とのメール。そして再び庄原バスセンターまで。
 西城に帰るとすでに「ヒバゴン郷どえりゃあ祭」は夜の部スタート。ですがまだまだ日も高いので、監督とともにぼちぼち散策を始めました。
 彩花ちゃんの下校シーンを撮影した明神町の路地。改めて訪れると、監督が「狭いなぁ」と一言。ここは私自身の通学路でもあったのですが、私もそう感じました。子どもの頃の印象、そしてスクリーンでの印象とずいぶん違うことに驚きました。
 表通りへ戻って歩いていると、鶴見辰吾さん演じるカツのお店「はしもと理容院」の真の店主さんである橋本さんに遭遇!原作では「江田勝」という役名を、このロケ場所になったことで映画では「橋本勝」に変えてしまったという裏話があります。
 そろそろパレードが始まると、なぎなたの袴姿のドベくんやまちの子どもたちなどにぎやかにやって来ます。すると「庄原市役所西城支所」のメンバーもやってきました。そこで、撮影当時、「ヒナゴン」の担当課長(すなわち私の上司)だった現在の西城支所長と再会!当時はお互い険しい顔をされていましたが、この日は笑顔×2でした。
 パレードが終わると、今度は川原に下りてしばらく花火と灯籠を楽しみました。私は就職以来、ずっと広報担当だったので「どえりゃあ祭」は常に取材に駆け回っていました!なので、今年初めてゆっくりと花火を観ることができました。
 再び通りに戻って歩いていると、映画の冒頭、目撃者インタビューの一番最初に登場する下宮さんがいらっしゃいました。実はあのシーンを撮影した日は、監督班と助監督班に別れての撮影でした。インタビューシーンは助監督の担当だったのです。なので、こうして監督と下宮さんが対面されるのは「初めて!」なのです。
 当初はファーストシーンではなかった目撃者インタビュー。編集の段階で「あまりに良かったから、冒頭に持って来た」と監督がおっしゃるように監督にとっても思い入れのあるシーンでした。思わぬところで感動の出会いがありました。
 「いやあ、今日はいろんな出会いがあるなぁ」と感慨深げな監督。「ここで見越さんと会えれば最高なんだけど・・・」その途端、向こうから歩いてくるのは何と、当の見越さんでした。
 見越さんは、「ヒバゴン」出没当時の二代目「類人猿係」として大活躍された方です。原作者の重松清さんは平成14年のどえりゃあ祭の日に西城町を訪れ、見越さんが
経営されている旅館に宿泊されて一晩じっくり取材をされました。そうして「いとしのヒナゴン」が誕生したわけです。監督もシナハン、ロケハンと見越さんといろんなお話しをされて脚本を練られたんですよ(議会のシーンで「アホな神輿を担いだもんじゃのう」と吐き捨てて退場する町民役で出演されていますのでチェックしてみてください)。
 最後にメイン会場の市街地公園で神楽を観た後、またまた県民の森までお送りしました。

 8月14日(月)
 今日は、保育所がお盆休みなので、娘も一緒です。県民の森から庄原へ直行するのも寂しいので、途中、西城支所に寄りました。
 当時、朝礼シーンを撮影した企画振興課は、現在教育課になっています。奇しくも当時のヒナゴン担当係長さんが現在の教育課長さん。短い間ですが、思い出話に花を咲かせていらっしゃいました。
 そして、庄原バスセンターへ。監督は新幹線でご実家の京都経由で帰られるということです。ガソリンスタンドのシーンではないですが、監督の携帯電話のカメラで我が家との記念撮影をしてくださってついにお別れです。でも何だかまた会えそうな、そんな気がします。
 監督、3日間とっても楽しかったです。また帰って来てくださいね。いつでもお待ちしてます!
8月25日の夜は、ひょっとこのロケを行った「かじや」で、先日の大屋小学校での上映会の打ち上げがありました。私たちも呼んでいただき、楽しい時間を過ごさせてもらいました。大屋の皆さん、ありがとうございました。
 2006年8月28日(月)
 8月25日(金)から27日(日)は、「庄原よいとこ祭」でした。26日(土)は市役所チーム(本庁の皆さん、そして夫も)がパレードに出場ということで娘と一緒に観に行きました。
 ここで私はお酒を飲んだ勢いで財布(しかも夫の)を落とすという大変なことをしでかしてしまったのですが、心優しい人に拾っていただき、無事手元に戻ってきました。本当にありがとうございました。m(_ _)m

 というのは余談で、以前ご紹介しました坂田悠綺さん姉妹の「水辺再発見マップ」が広島市南区のエールエールA館に展示されているそうです(記事はこちら)。お出かけの際にはぜひご覧になってみてくださいね。