植 万由香(うえ まゆか)さんは、小学5年生の彩花のクラスメイト役で出演しました。万由香さんは、和歌山県在住です。祖父の池田広次さんにご協力いただき、このたびメールでインタビューをさせていただきました。
 大阪のプロダクションに所属している万由香さん。今までにも、CMやミュージカル、ファッションショーに出演した経験があります。今回は、お母さんが「デビュー」という雑誌に載っているのを見つけて応募したそうです。
 オーディション経験は何回かある万由香さんですが、ヒナゴンのオーディションではとても緊張したそう。「一人でセリフを言うのが少し恥ずかしかったです」。そして、いよいよ合格発表の時。「凄くドキドキしていました。自分の番号が呼ばれたときは、とっても嬉しかったです。でも、どうして和歌山から自分一人が合格したのか分かりません、おじいちゃんも、おばあちゃんも、なんでやろ?と言ってました。でも一番大喜びしていたのは、おじいちゃん、とおばあちゃんでした。」
 それから、撮影が始まるまでの間は、送られてきた台本を読みながらワクワクしていたそうです。
 そして8月になり、撮影が始まりました。「外で撮影したとき、暑い中何回もやり直したことが大変でした。(大トチの森では)すごい大雨とカミナリにあって怖い目をしたのが今でもカミナリが鳴ると思い出します。」という万由香さん。映画の撮影は、CM撮影と違ってスタッフの人数が多いのにはビックリしたそうです。
 今では、「本当に映画に出たのかなあ?」と言う夢みたいな気持ちだそうで、「短い時間でしたけど本当のクラスメイトみたいになれてとても楽しかったです。今までで一番大変で楽しい夏休みだったと思います。」と振り返ってくれました。
 祖父の広次さんは「出演した場面あるのかなあ・・・カットされてるんではないんかなあ・・・」なんて、やきもきされているとか。万由香さんは「どんな映画になったのか見るのを楽しみにしています、広島の皆はもう見ることが出来て、とてもうらやましいです。関西でも公開されるのかなあ・・・」とちょっと心配もあるそうです。
 今はダンスに夢中な万由香さん、週1回、仲良しの友達3人でレッスンに通ってます。ヒップホップ系が好きだそうです。
 最後に、「私が参加した撮影は3日間だけだったけど、そのうちの1日は日帰りだったので、とてもしんどくて疲れました。でも、広島に友達も出来たし楽しい撮影でした。その後、皆で撮った写真や手紙を送ってくれて嬉しかったです。撮影の合間に、井川遥さんと松岡俊介さんにしてもらったサインは私の宝物です、今は机の上で毎日見ています。」と締めくくってくれました。
オーディションを終えて、祖父の広次さんと
 現在、万由香さんは、雑誌などでモデルとして活躍中だそうです。大阪での上映が決まり、祖父の広次さんより、「長かったようでも短かったようでもあった一年でした。やっと見られますか・・・上映され次第、一族を引き連れて見に行きます」とメールをいただきました。
8月9日、大屋小学校で。右が万由香さん