映画「ヒナゴン」とは? 「ヒナゴン」とすごした夏 「ヒナゴン」と西城の夏、ずっと 親愛なる「ヒナゴン」へ 「ヒナゴン」大応援団 担当者日記 リンク集

 なごり雪と呼ぶにはまだ早い、本格的な寒気に見舞われた西城町。その白い町並みは、大きな期待とともに夜明けを迎えました。
 2005年3月5日、ついに映画「ヒナゴン」が全国に先駆けて公開!
 朝8時前には、最初のお客さんが会場入り。その後、続々と行列ができ、ウイルホールの客席はほぼ埋め尽くされました。そして、午前9時、第1回目の上映が始まりました。
 そして、2時間1分。映画「ヒナゴン」が終了しました。

「西城がとても美しく描かれていて、感動しました。」
「私はエキストラで参加したのですが、実際の現場に触れて『映画とはこういうものか』と感心しました。こうして完成して、とてもうれしく思います。」
「えかったのぅ、最高じゃ。ぜひこの映画を政治家に見てもらいたい。」
「まさに『西城満載』の映画でした。ずっと楽しみにしていました。町外の親戚一同も楽しみにしています。知人や友人にもしっかり宣伝しておきます。」
「知っている場所、知っている人がたくさん映っていました。西城のいいところをたくさん再発見しました。」
「合併を目前にした今、映画の中の言葉が心にしみて、涙が出ました。」
「この映画を観るために里帰りしました。心があったかくなりました。東京に戻ったら友達みんなに観て欲しいと思います。」
 田盛敬三西城町長も「西城町の最後に、このようなすばらしい思い出を残すことができ、感慨無量です。心から幸せに感じます」と会場を後にしました。
 翌、6日(日)、翌週の12日(土)・13日(日)も雪が降り続く悪天候だったにもかかわらず、4日間で2,200人余りの方にご来場いただきました。
 2005年3月30日、西城町はその歴史に終止符を打ちました。しかし、「比奈町」という名前ではありますが、しっかりとその姿を映画の中にとどめることができました。まちの最後にみんなで創った新しい西城の宝をしっかりと胸に刻んで・・・。

 ありがとう、ヒナゴン  ありがとう、西城町