信子の妹、友子役を演じた居升悠(いますはるか)さん。広島市在住で、撮影当時は高校2年生でした。この春、見事大学に合格され、ようやくインタビューすることができましたのでご紹介します。
Q1:この映画のオーディションを受けられたきっかけは何ですか。

A1:新聞に載っていた記事をみて、父に勧められて受けました。出演経験は全くなかったのですが、元々映画が好きで、興味はあったのでダメもとで応募しました。

Q2.オーディションの様子と合格しての感想をお聞かせください。

A2:まさか合格するとは思っていなかったので、自分らしく思いきってやりました。
井川さんとお芝居できただけでも幸せだったのですが、合格と聞いたときには全然実感がわかず、ぽか〜んとしていました(笑)

Q3:合格してから撮影が始まるまで、どのようにして過ごしましたか。

A3:台本が届いてちょっと練習してみたりしていました。あと、眉毛が細すぎるから太くしろと言われたので、いじらないようにしてました(笑)

オーディション後の記者会見の様子です。
4:8月からいよいよ撮影が始まりました。印象に残っているできごとを教えてください。

A4:一番驚いたのが、1シーンでも何回もリハーサルをやって、何時間もかけて撮るということです。いつも見ている映画はこんな風に撮られてるんだなあと思いました。
 演技のほうは、はじめ監督に自由にやってみろといわれ、色々ダメ出しをくらったのですが、なんとかがんばりました。
 目線一つでも大切なんだなと感じました。

Q5:映画撮影の現場はどうでしたか。どんなことを感じましたか。

A5:スタッフのみなさんが声をかけてくださって、とてもやさしくて楽しい方ばかりでした。また、雪村いずみさんとは、待ち時間に色々お話ができてとても楽しかったです。
 映画1本でもこんなに多くの人がかかわってるんだなあと思いました。

Q6:井川遥さんの印象はいかがでしたか?また、井川さんとのエピソードを教えてください。

A6:すごく美しかったです!気軽に話し掛けてくださって素敵なお姉さんでした。撮影の時にはリラックスできる方法とかも教えていただきました。

Q7:西城町の印象はいかがでしたか?

A7:西城の風景を思い出すとき、まず川の風景が思い浮かびます。夏祭りのシーンの川原に並べられた灯篭はすごくきれいでした。電車が町の上を走ってるのに驚きました。落ちてこないか不安でした(笑)

Q8.撮影の終わりと同時に、夏休みも終わってしまったわけですが、どんなことを感じましたか。

A8:「なんだかあっという間だったなあ・・・・・。宿題が終わってないなあ・・・・」

石井家の撮影の様子。「私が代わりに東京行ってあげるから」というシーン。
8月27日、記念撮影の後、井川遥さんと。
Q9:完成した映画をご覧になっての感想はどうでしたか。

A9:音楽と西城の風景とがマッチしてすごく素敵な映画だなあ・・・と思いました。何ヶ所かで感動して泣いてしまいました。自分が出てきたときはドキっとしました。

Q10:ご家族やお友達など、周りの方の反応はいかがでしたか。

A10:私以上に、みんな驚いてました。友達もみんな応援してくれ、「がんばらないと!」と思いました。

Q11:この映画に出演して得たものは何ですか。

A11:新しい世界に出会えたことです。オーディションから撮影から、何から何まで、初めてのことばかりで、「こんな世界があるのか・・・」と思いました。そして、自分にちょっと自信が持てるようになった気がします。
Q12:DVDをご覧になっていかがでしたか。

A12:何度見ても面白かったです!自分がちょっと若かったので、あらためてもう1年半以上前なんだなあと感じました。メイキングも面白かったです!

Q13:共演者の方や、監督、スタッフの方などにメッセージをどうぞ。

A13:こんなすばらしい映画に関わることができて本当に光栄です。
監督、スタッフのみなさん、共演者の皆様ありがとうございました!!

Q14:最後に一言お願いします。

A14:私は毎日のように映画を見ていたほど、映画好きだったので、「映画ってこんなに多くの人と時間をかけて作り上げるものなんだ!」と感動しました。本当に貴重な経験でしたし、絶対忘れられない思い出となりました

最近の悠さん。「ヒナゴン」DVDとともに。
 この春、大阪で大学生活をスタートさせる悠さん。「広島を離れるのは寂しいですが、新しい環境でがんばっていきたいと思います」と力強く締めくくってくださいました。